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帰ってきたあの企画・第二回佐清選手権!(番外編) [ミステリ関連]

今回は波が高かったということはすでに述べましたが、撮影する足場が悪いということは撮り損ないも多いということです。
例えばこちら。

手元がぶれたおかげで、シュールレアリスムの絵画のような不思議な絵となりました。
チャンピオン・O氏の演技がなまじ完璧なだけに違和感も抜群です。
ありえない光景と言えましょう。


こちらは対象がファインダーの中心からずれてしまったもの。
しかし、やや不安定なS氏の姿勢と脚線美が背後に見える伊豆の山々と絶妙にマッチしてこのまま絵葉書にしたいくらいの美しい写真となりました。

さて、今回特に体勢が安定しなかった自分とS氏は数々の失敗の記録を残すこととなりました。
よくよく考えてみれば、バランスを失った下半身が海面を漂う様はまさに土佐衛門です。
とはいえ原作のアレは死体ですから、「死体っぽさ」というのも判定基準になってよいのではないか、というのは美しすぎる演技を続ける王者の主張です。
あれだけの演技をこなしながらなお、「死体っぽさ」にも目配りを忘れない。この競技にかける王者の意気込みとあくなき向上心が伺えます。
まさに、キング・オブ・キングス。

では、荒れる波に打たれるがまま、玩ばれるままに死体と成り果てた我等の痴態を御覧あれ。

まずは自分からいきます。

まさに後ざまに倒れていく瞬間を見事に捕えたショットです。
この姿勢のまま波間に浮かんでいたら、水死体と誤認される可能性があります。

こちらは倒れた直後のもの。
日焼け止めが功を奏した白いままの脚が、長時間水に漬かった為にふやけてしまったようにも見えて気持ち悪さを後押ししています。
というか、これはもはや佐清でも何でもありません。


ここに至ってはもはや人間ですらありません。
どういう体勢だ。
いや、単に隣で演技した誰かとニアミスした結果なのでしょうが、心霊写真と指摘されても返す言葉が見当たりません。

そして真打ち、S氏。

王者の閉脚を意識したのかもしれませんが、力なく並立した両脚に無常観が漂います。
ある意味この企画の趣旨を忠実に再現した演技です。この日の彼は神に魅入られていたとしか思えません。
その証拠がこちら。

太陽光線のいたずらか、股間の陰翳が劇的過ぎます。ていうか、いくらなんでも下半身出しすぎ(キケンキケン!)です。
また、S氏の股間と呼応するかのように、手前に思いっきりかぶっている中年男性の乳首の立ちっぷりも見過ごせません。
この絶妙なタイミングは気合や根性やエレクトロニクスでどうこう出来る問題ではなく、人智を軽く超えています。
このような場合に、人はそこに神の気まぐれを感じるのではないでしょうか。


こちらはもはや完全な水死体です。
海水パンツの中に空気が入り込んで膨れ上がり、力なく海上を漂う様はまさに人の意思の届かない世界を示唆しており、ある種のご利益さえ漂います。

これらは全て無意識のうちに為された演技なのです。
S氏恐るべし。ある意味、影の王者は彼かもしれません。

最後に集合佐清写真を。タイミングは合ったのですが、波に流されて位置がばらばらになってしまいました。

残念。

以上、コンディションの悪さも含めて競技と海水浴をそれなりに満喫したのち、一同は温泉旅館でゆっくり休みました。

まさに戦士の休息。

さて、3回目はあるのでしょうか…。


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帰ってきたあの企画・第二回佐清選手権!(競技編) [ミステリ関連]

去る8/12,13日と去年と同じく湯河原海岸において第二回佐清選手権を開催しました。
この企画の詳細はこちら→(http://blog.so-net.ne.jp/kurohiko/archive/20060822)。
つまり、波打ち際で逆立ちした際の姿形を競う、というものですが、まさか2回目が本当に行われるなんて予想外でした。しかも今度は泊りがけ。
参加者の遊び心と協力にただただ感謝するしかありません。
今回は前回参加してくれたF氏が体調の都合でお休みして、残りの4人(O氏、S氏、臺啓司氏、自分)で戦いました。
実力差のある前チャンピオンO氏にほかのメンバーがどこまで迫れるか、というのが今回の見所といえるでしょう。

さて、開催日はきっちりお盆休みで、現地もやっぱりやはりお盆休み。


なかなかの混雑です。
しかもすげえ暑い。去年に懲りて今回は日焼け止めを使用しました。
親の敵のように摺りこむべし摺りこむべし!

人口密度が多いということは、当然予想できることですがフォロワーの出現も予想できます。
近くにいた小学生グループが真似をしはじめ、S氏によるとその中の一人が演技中に海中で掴みかかってくるなど、妨害活動もあったようです。
また前回に比べて波が高く、競技者は演技中の佐清体勢もろとも波に打ち砕かれ、カメラマンも体勢を維持するのに苦慮しました。

そんな中、臺啓司氏のデジカメは波をかぶって壊れてしまいました。そりゃないぜ相模湾。
カメラを担当した自分と臺啓司氏が苦心の末撮影した画像の数々をどうぞ。

まずは臺啓司氏。

前回の課題点であった角度をきっちり修正してきました。
まっすぐこちらを向いた安定感溢れる姿勢は美しく、今回のレベルの高さを象徴しています。

次にS氏。

自分と彼はこのメンバーの中では貧弱な体格であり、今回のように波のある状況では不利になります。
しかも彼は前日、というか当日の早朝まで職場のトラブル処理に狩り出されるという不運も重なり、飛び抜けてヘロヘロでした。
しかし、ネタの神がこんな弱った個体を見過ごすはずもなく、彼は今回競技とは関係無しにステキな画像を数多く残す事となります。
この画像は今回唯一の「股間から出産」画像です。姿勢はそれなりに良いのですが、右隣で思いっきり開脚しているチャンピオンの片足が覗いています。
王者の足音はそこまで迫っていました。
ちなみに、左側のこんがり日焼けした子供たちが、例の小学生グループです。

そしてチャンピオン、O氏。

ぴんと伸ばした脚とシンメトリーの姿勢は、激しく揺れる海面にあってなお自らの肉体を目論み通りに操っています。
さらに、このようなスタンダードな姿勢に飽き足らず、次々に技を繰り出す王者。

このときは開脚の後、ぴったりと脚を閉じてしまいました。
安定した姿勢を一定時間維持しなければ出来ない芸当です。
じっと注目している左の二人の様子が衝撃の大きさを物語っています。
さらに!

そのままそろえた脚を水中に沈めてしまいました。
驚愕の連続技の前に、ほかの競技者はただただ息を呑んで見守るしかありませんでした。

今回も問答無用に王者はO氏に決定しました。
もはや別次元のクオリティーと言えましょう。一体かれはこのままどこまで行くのでしょうか?

…あ、忘れてましたが自分も今回は手ごたえがありました。

メタボ対策として3ヶ月ほど前から続けている筋トレの成果か、若干体幹が安定したのかもしれません。
なんとか海中逆立ちの手がかりも掴んだ感じです。
というか、このような一瞬をカメラに収めてくれた臺啓司氏に感謝なのです。

さて、次回は審査を離れた画像の数々をご紹介します。


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私的名探偵十選 [ミステリ関連]

先日、東京IT新聞というマイナー紙で、livedoorリスログで行われた名探偵100選という企画からベストテンが掲載されておりました。
キャラクターの職業立場や作品のジャンルを問わないアンケートだそうで、「シャーロックホームズ」、「エルキュール・ポワロ」、「金田一耕助」、「明智小五郎」などの常連に加えてテレビドラマ『探偵物語』の「工藤ちゃん」や、「犀川創平」なんて女性票と思しき探偵もあってなかなか興味深いものがありました。
さて、自分も探偵小説ファンのはしくれ。私的に名探偵のベスト10を選んでみました。偏った趣味全開の結果をとくとご覧あれ。()内は作者名です。

1.ブラウン神父(チェスタトン)
2.シャーロック・ホームズ(ドイル)
3.御手洗潔(島田荘司)
4.金田一耕助(横溝正史)
5.半七親分(岡本綺堂)
6.猫丸先輩(倉知淳)
7.円紫師匠(北村薫)
8.ギディオン・フェル(カー)
9.榎木津礼二郎(京極夏彦)
10.桑原崇(高田崇史)

こんな感じです。
5、6、7位の「親分・先輩・師匠」という繋がりが気に入ってます。
海外少ないな〜w


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幻の企画「秋のミステリ・100」 [ミステリ関連]

夏に、いろいろなサイトやブログで「夏のコミック100」という企画をやってまして、自分も得意なジャンルで同じことをやってみようと思いました。
そこで考えたのが「秋の夜長のためのミステリ100」。
一人の作者につきひと作品と限定したら、全然足りないでやんの(笑)。
以下、苦闘の結果です。

国内作品
・あ行
赤川次郎 『三毛猫ホームズの推理』
芦辺拓  『地底獣国(ロストワールド)の殺人』
我孫子武丸 『0の殺人』
綾辻行人  『迷路館の殺人』
鮎川哲也 『りら荘事件』
有栖川有栖 『双頭の悪魔』
泡坂妻夫 『乱れからくり』
井沢元彦 『猿丸幻視行』
石田衣良 『池袋ウェストゲートパーク』
今邑彩 『卍の殺人』
歌野晶午 『ブードゥー・チャイルド』
江戸川乱歩 『芋虫』  (短編
大阪圭吉 『銀座幽霊』
岡嶋二人 『焦茶色のパステル』
岡本綺堂 『半七捕物帳』
奥田哲也 『冥王の花嫁
小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』
乙一  『失踪HOLYDAY』
恩田陸 『象と耳鳴り』

・か行
笠井潔 『サマー・アポカリプス』
加納朋子 『掌の中の小鳥』
菅浩江 『永遠の森・博物館惑星』
北村薫 『空飛ぶ馬』
北森鴻 『凶笑面 蓮丈那智フィールドファイル1』
京極夏彦 『魍魎の匣』
鯨統一郎 『邪馬台国はどこですか?』
倉知淳 『過ぎ行く風は緑色』
小沼丹 『黒いハンカチ』

・さ行
澤木喬 『いざ言問はむ都鳥』
島田荘司 『奇想、天を動かす』
殊能将之 『ハサミ男』

・た行
高木彬光 『人形はなぜ殺される』
高田崇史 『QED 六歌仙の呪』
高橋克彦 『写楽殺人事件』
竹本健治 『匣の中の失楽』
土屋隆夫 『影の告発』
天藤真 『大誘拐』
戸川昌子『大いなる幻影』

・な行
中井英夫 『虚無への供物』
二階堂黎人 『ユリ迷宮』
仁木悦子  『猫は知っていた』
西澤保彦 『解体諸因』
西村京太郎 『ミステリー列車が消えた』
貫井徳郎 『慟哭』
野村胡堂 『銭形平次捕物控』
法月綸太郎 『密閉教室』

・は行
東野圭吾 『白夜行』
藤岡真 『ゲッベルスの贈り物』
藤原伊織  『テロリストのパラソル』

・ま行
松尾由美 『バルーン・タウンの殺人』
松本清張 『点と線』
麻耶雄嵩 『鴉』
宮部みゆき 『理由』
物集高音 『血食 系図屋奔走セリ』
森博嗣 『すべてがFになる』
森福都 『吃逆 』

・や行
山口雅也 『生ける屍の死』
夢野久作 『ドグラ・マグラ』
横溝正史 『獄門島』

アンソロジー
『競作五十円玉二十枚の謎』

海外作品(適当にあいうえお順)

アーサー・コナン・ドイル 『シャーロック・ホームズの冒険』
アガサ・クリスティー 『そして誰もいなくなった』
ウィリアム・バークリー 『毒入りチョコレート事件』
ヴァン・ダイン 『グリーン家殺人事件』
エドガー・アラン・ポオ 『モルグ街の殺人』(短編)
エラリイ・クイーン 『Yの悲劇』
F・W・クロフツ 『樽』
ジェイムズ・P・ホーガン 『星を継ぐもの』
ジョセフィン・テイ 『時の娘』
ディクスン・カー 『連続殺人事件』
ハリイ・ケメルマン 『九マイルは遠すぎる』
バロネス・オルツィ 『隅の老人の事件簿』

ここにあるだけで72作品。
頑張ってみましたが全然足りません。
念のために付け足しますと、ちゃんと落とした作品も、未読の作家さんもいっぱいおります。
海外作品はとりあえず置いといて…(苦笑)。
大沢在昌さん、桐野夏生さん、高村薫さん、横山秀夫さん、真保祐一さん、逢坂剛さんあたりは読まなきゃいけないなあ、とは思っておるのですが…。

さて、上記の作品はいわば「本命」のおすすめ作品ですが、そこはそれ。自分にも好事家としての自負がございます。
この選から洩れた「バカミス」(と自分が判断した作品)は別の機会にゆっくりとご紹介していきたいと思います。
ミステリファンの方はご期待ください。。。


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第一回佐清選手権(補) [ミステリ関連]

ここでは優勝者の栄誉をたたえるべく授与された純白の佐清像についてお話します。

今月、記事をかけなかったのはいまのところ2日だけです。
実はその2日(8/5、10)はこの佐清像を製作していたのです。
さんざ粘土をいじくり回してたらPCを開く時間も記事を作成する気力も果ててしまったのです。

まず8/5に製作したのはこちら。

粘土を買ってとりあえず何も考えず作ってみたのですが、まだ粘土に慣れていなかったので表面はガタガタ、プロポーションは狂いまくり、粘土自体も無駄遣い。どこから見ても失敗作です。おまけに心棒は綿棒だし…。
これらの問題点を是正すべく、粘土板や針金を買って8/10に製作したのが既に紹介しましたこちら。

どちらも3時間程度で作ったのですが、こちらは最後のほうで慌てたので腿の辺りのプロポーションが間延びしててヘンです。
ただ、粘土の扱いにも慣れてきて、表面がより滑らかになり、使用量も前作の半分ですみました。心棒もちゃんと針金を折り曲げて作りました。
全体的な完成度を鑑みて、こちらの2作目を賞品として優勝者に進呈することにしました。
箱と梱包材を買ってきて詰め込んだので、保管も手間要らず。

とはいえ、ここまで頑張って(それなりに)作って「いらないよ」と言われたら凹みます。いや、自分で勝手に作ったのですから別にそういわれても仕方ないのですが、O氏は快く受け取ってくれました。

気がよくてノリもよいメンツに恵まれて、言いだしっぺ&賞品製作者としては何から何まで満足できた今大会。
まったく嬉しい限りなのですが、第2回もあるなら次の賞品は何を作ろう…?
ずいぶん気の早い話ですが。


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第一回佐清選手権(下) [ミステリ関連]

よく気のつくO氏が持参したござにデジカメなどを置いて、ここを拠点に休憩したり、お肌焼いたり、海で遊んだりして2回目まで英気を養うことにしました。
1回目の演技が振るわなかった臺啓司氏と連れ立って、再び海へ向かいました。
今までは胸ぐらいまでの深さの地点で演技を行っていたのですが、足がつかないくらい深いところで試してみたところとても体が安定しないことがわかり、もっと浅いところで試してみたところ、後頭部を砂地に強打しました。
い、痛い!
この貴重な経験を踏まえ、臺啓司氏が挑戦。


打ち寄せる波濤もなんのその、天へ届けとばかりに屹立するおみ足。

お見事!この勢いを2回目につなげたいところです。
いや、自分は相変わらずダメなんですが。

この後トイレに行き、洗面台の鏡で水中メガネを取って見てびっくり。目の周りだけ日焼けしてねえ!白っ!ていうか青っ!
逆・パン・ダー!!!
あわてて拠点に戻って見せびらかすと、一同大笑い。
実はこの水中メガネ、度入りなんです。強い近眼なので、買ってみたらこれはもう便利。
砂浜を見渡すと「世の中、いろんな体型の人がいるなあ」との思いを新たにします。なにしろメガネ無しで物が見えたのははるーか昔。その頃の年号はまだ昭和…。
スタイルの美的基準も、水着の種類も流行も随分様変わりしたものです。
ああ、女の子が隅々までクリアーに見えるよ…。
ビキニが!くびれが!
世界は…美しい…。

午後も時間が経って来ると満潮が近づき、波が高くなってきました。
2回目の演技を急ぎます。


1回目好調だったF氏ですが、2回目は不調でした。
残念。


こちらはS氏。1回目から修正してきました。綺麗な佐清です。

次はトップを走るO氏。


相変わらず美しい佐清です。

しかも!このあと脚を4の字型に重ね、若干回転しつつそのまま沈んでいくではありませんか!


これはもはやシンクロだ!!!

連続撮影できないデジカメをこんなに恨んだことはありません。
その他一同呆気に取られました。
すごい。もはや別次元だ!

そして集合佐清。


左からO氏、S氏、F氏。

波が高くなっていく状況下で3人が同時に佐清体勢を維持できる時間はほんの一瞬。
奇跡的な画像なんです。
撮影に成功した臺啓司氏の手腕に脱帽です。

残った2人のエントリーが始まります。
まずは臺啓司氏。


これは美しい!1回目の問題点を短時間で修正しました。波打ち特訓は伊達じゃない!

それに比べて自分といえば…。


もう、いいよ…(泣)

ああいっそ このまま沈んで しまいたい
とっさに1句ひねるくらいに穴があったら入りたい気分です。どう見ても最下位だし。。。
それはそうと、こちらも集合佐清いってみました。


左から臺啓司氏、自分。

ふふふふふ。そしてー!
21世紀の科学技術で強引にくっつけた集合佐清画像はこちらだつ!


われら佐清。

これで全ての演技はおしまい。審査に入ります。
海の家に戻ってデジカメ画像を見比べましたが、
「これは、もっと落ち着いたところでじっくりしんさしたいね」
という意見で一致し、ようするに飲みながら考えようと(笑)

このあと、せっかくなので温泉(外湯)につかりました。
自分は日焼け止めを塗らなかったので、そりゃもう痛いこと痛いこと!
そのあとは風通しの良い畳部屋で一同くつろぎまして。いい歳こいた半裸の男たちが市場のマグロのように横になっている光景は、のどかというか、不気味というか、なんつーか楽しい光景でした。

東京に戻った頃にはもういい感じで宵の口。
戦いを終えた男たちの心地よい乾杯。
全員が口をそろえたのは「この意味不明の達成感は何か?」という疑問でした。
自分と臺啓司氏のデジカメ画像をひとおおりチェックしたものの、戦士たちの結論はすでに決まっていました。
勝者、O氏!
最後のシンクロ顔負けの演技は、すでに我々の眼に焼きついていました。
「君、こういうの初めてじゃないね?」
「こんなのやったことないですよ!」
などというやり取りの末、ついに賞品の授与。


純白の佐清像を片手に充実の微笑みを浮かべるO氏と、祝福の微笑みを浮かべるF氏。

以上、第1回佐清選手権大会のレポートはおしまいです。
でも、
「来年はどこ行きましょうか」
「泊りがけってのもいいねえ」
「次回に向けてさらに技を磨かないと」
「俺の実力はこんなもんじゃないはず」
えー、第2回の開催が規定路線になってるんですけど(^^;

単なる思い付きに過ぎなかったこの企画を、こんな楽しい思い出として形にしてくれた参加メンバーに感謝しますm(_ _ )m
みんなありがとう!

臺啓司氏のブログはこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/keijiutena


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第一回佐清選手権(上) [ミステリ関連]

今日の夕方のTBSのニュース番組で現在製作中の『犬神家の一族』(12月公開予定)の特集をやってました。
そのなかで1979年バージョンと2006年バージョンの佐清の脚の比較をやってました。どちらも作り物ですが、旧版はダイバーが水中で支えており、今回の作品では水中に櫓を組んだそうです。
作り物が担っていた役割を生身の人間がやるとどうなるか。
これからお見せしましょう。。。

まず、普通に海水浴客にまぎれて佐清(海面開脚逆立ち)をやるとどうなるか。
こちらをご覧ください。


違和感ありありです。

こころなしか、付近の人たちに注目されているような気もしますが、我々の覚悟はこの程度では揺るぎません。
遊びじゃないんです。勝負なんです!
もうすこし拡大してみましょう。


トップバッターのS氏の演技ですが、なかなか綺麗な佐清です。好調な滑り出しと言えるでしょう。

次のエントリーはO氏。


こ、これは美しい!

脚の伸び、左右のバランス、方向の正確さ、全てにおいて完成された美を感じます。
とても初体験とは思えませんし、常時揺れ続けている海の中でのポージングとは思えません。
実際、この演技は他の4人に強いプレッシャーを与えました。

「じゃあ、つぎ俺行きます」
あれ?当初はカメラマン志望だったはずのF氏ではありませんか。いつの間にか海パンをはいていたので「あれ?」とは思っていたのですが。
傍観者もその気にさせてしまうとは。佐清マジック恐るべし。


お。

何気にきっちりしたポージング。左右のバランスも綺麗です。
若干沈みがちな気もしますが、むしろ原作に忠実と言えるかもしれません。
次は臺啓司氏。


向きが…。

何度か佐清を試みるも、どうしても向きが合いませんでした。

さて、ここまで波しぶきをかわしつつデジカメで撮影していた自分に順番が回ってきました。
ここまでは実演者と周囲に人がいないことをチェックする者の2人組みと、波打ち際のカメラマン1名で行動しました。S氏・O氏組、F氏・臺啓司氏組と二組で実演・監視を行ったわけですが、カメラマンをしていた自分だけが余ってしまいました。

「しょうがねえ、俺行くよ」と付いてきてくれたのはS氏。
さすが10年以上の付き合いになる親友。ありがたや。
いよいよ言い出しっぺの出陣にあたり、なにかポーズを決めようという訳のわからない展開に相成りました。


ポーズをあれこれ考える2名と傍らでデジカメ片手にじっと待つ臺啓司氏。間抜けなひととき。
こういうバカを一緒にやってくれる友人がいる幸福を痛感します。


ノリだけでポーズ決定。
つけくわえますと、2人とも30代です。右の腰がプリッとしているほうが自分です。
臺啓司氏のカメラではこんな感じです。


こんな三十路も悪くない。

さて、肝心の演技ですが…。


あっ!生まれた?

S氏の股間にちょうど海水浴客が写りこんでいます。
負けるもんか!


どうだ!

いや、全然狙ってません。ただの偶然です。
にしても…。


だめだこりゃ。普通に死体っぽくて笑えない…。

こうして失意のうちに自分の演技は終了。
全員でO氏を絶賛しつつ、1回目の演技は終了しました。

(下)につづく。


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第一回佐清選手権(序) [ミステリ関連]

夏だ!海だ!佐清だ!

横溝正史さんの「金田一耕助シリーズ」に『犬神家の一族』という作品があります。
犬神佐武、佐智、佐清といういとこ同士の3人が、家宝の三種の神器「斧」(よき)、「琴」、「菊」に見立てて殺されていくお話です。
その中でも佐清の死に様は凄く、最初の角川映画として有名な「犬神家の一族」での、湖面から2本の脚がV字型ににょっきり突き出した画面は、子供トラウマに近いヴィジュアルインパクトを与えたものです。

犬神家の一族

犬神家の一族


そこで!
おりしも海水浴ができちゃうこの季節。じゃあ、海で佐清っぷりを競おうじゃないか、と思いつきました。
そんな自分の思い付きを叶えてくれた有志は4人。
・S氏(自分の友人)。
・F氏(S氏と自分の友人)。
・O氏(S氏の仕事仲間)。
・臺啓司氏(自分の友人)。

湯河原海水浴場で彼らに自分を含めた5人の男たちの熱い戦いが幕を開けました。

ちなみに、こうなる予定です。

(上)につづく。


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自称ミステリファンが陥りがちな誘惑 [ミステリ関連]

前回の『ドグラ・マグラ』の書評の末尾に唐突に4種類の5段階評価などを付けてみました。
ミステリファンって、結構こういうことしたがります。言うまでもなく全て独断なので、話半分で読んでくださいね。

まずは各項目を解説します。
・推進力…読む人に次のページをめくらせる力です。小説家に本来求められる文章力と言えましょう。もちろん作品自体の出来の良し悪しは反映しません。
・ロジック…本格ミステリに欠かせない論理展開の美しさ・意外性・強引さなどです。理屈っぽさでもあります。
・伝説度…作品自体の出来の良し悪しは全く反映しません。いかにネタとしての純度が高いか、いろいろな意味でギリギリであるか、ということです。どれだけマニア受けしているか、ということでもあります。
・評価…世間一般からの評価です。言うまでもなく売れた作品ほど好評価です。まずはこの数値を参考にされるのが一番無難でしょう。

「傑作」と言われる本格ミステリはこれらの要素にバランス良く高得点がつくはずだと考えます。
例を挙げましょう。
『獄門島』(横溝正史)
推進力…☆☆☆☆
ロジック…☆☆☆☆
伝説度…☆☆☆☆☆
評価…☆☆☆☆☆
→確かな文章力と、余した糸を引っ張れば全てがほぐれるロジックが高次元で融合した作品であり、アイディアと完成度が伝説度に直結しています。時を経ても古酒が熟成していくが如く、評価は安定しています。

『大誘拐』(天藤真)
推進力…☆☆☆☆☆
ロジック…☆☆☆☆
伝説度…☆☆☆
評価…☆☆☆☆
→なんといっても著者の話巧者ぶりが光ります。突飛な着想ながら堅実な筆運びゆえ説得力があります。平易な文章とある意味スタンダードなストーリー展開なので伝説には至らぬものの、評価は高いです。

次に、もっと最近の有名作品を。

『姑獲鳥の夏』(京極夏彦)
推進力…☆☆☆
ロジック…☆☆☆☆☆
伝説度…☆☆☆☆
評価…☆☆☆☆
→ロジックがトリックに絡まない部分で重点的に記述されているのはこのシリーズの特徴ですね。そこが一般的な意味での推進力を抑えています。つまり、あまりにも理屈っぽいのです。(そこがいいんだけど)あと、持ち込み原稿という要素は伝説度に寄与しています。

『理由』(宮部みゆき)
推進力…☆☆☆☆
ロジック…☆☆☆
伝説度…☆☆
評価…☆☆☆☆
→どちらかと言えば社会派の犯罪小説的な前半部より、日常サスペンス型の後半部のほうが宮部みゆきさんの特徴が出ている気がします。それはつまり推進力です。この作品は小難しいことが丁寧に書かれている割には論理的というわけでもありません。なんだかんだ言って読みやすい作品です。

とまあ、こんな感じです。自分自身の評価(つまり好みかどうか)は文中で言及する予定です。


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『ドグラ・マグラ』 [ミステリ関連]

ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ

筋を極論すれば、かわいそうな人の堂々巡りです。

大学の精神病棟の部屋で時計の音と供に目覚めた「私」。隣室から響く少女の哀願の声に怯えながら朝を迎えると、魁偉な容貌の教授が現れ、
「君は自分が誰であるのか、思い出さなければならない」
と告げられます。
画期的な精神治療法。恐るべき先祖返り。不可解な殺人事件…。彼が語る凄惨な過去に、「私」は次第に追い詰められていきます…。

この作品は狂気に満ちた内容ですが「日本4大ミステリ」と呼ばれる作品群の中でも同時期に書かれた「黒死館殺人事件」とは若干手触りが異なります。あちらがノイローゼ状態の作者が大真面目に書き上げた作品であるのに対し、こちらは正気の側から狂気というものを徹底的に描き抜いた作品です。
回りくどい台詞回しも、まとまりに欠けた展開も、無節操に二転三転するロジックも、全ては読むものを不安に陥れる効果を果たしています。それらのたどたどしい文章は読んでいるうちに次第にイライラが募り、中盤まではかみ砕くことも飲み下すことも出来ずにただ文字列を追うばかりでした。
やっと物語が動き始めるのは全体の2/3を過ぎてから。その辺からは多少は読む勢いがつきますが、健全な読書好きミステリ好きの方々はそこに至るまでに本書を投げ捨てると思われます。精神衛生上、賢明な処置でしょう。
残り50ページ辺りから俄然面白くなってきますが、最高にスピードが増したあたりで唐突に終わっていしまいました。

本作を読んでいて特に感じたのは「自分」を見失った人間の脆さ、危うさです。
「自分」とは、自分として生きてきた歴史であり、記憶です。
作中の「私」は自身に関する記憶が欠落しているために、他者の語る内容を受け入れることしかできません。物語はそんな「私」の自分探しを軸に展開していきます。
次々に語られるエピソードや各種の文献の狭間で、いちいち動揺する「私」があれこれと苦悩する様子は痛々しく、「ならば自分とは何者なのだろう?」と考えたりすることもできます。
そういった意味で本作はミステリ風の体裁をとった純文学ともいえましょう。

ふんだんに盛り込まれたテーマも含めて濃密過ぎる内容は語り草となっており、まるで読者を試しているようです。「十年考え、あとの十年で書き直し書き直し抜いてできたものです」と作者が語ったとおりの力作であることは疑いようがありません。
読む人によって駄作にも大傑作にもなりうる作品ですしょう。
ちなみに自分は「はあ、そうですか」という感想しか持てませんでした(おいおい)。いかんせん650ページを越える分量は苦行でした。。。

推進力…☆
ロジック…☆☆☆☆☆
伝説度…☆☆☆☆☆
評価…☆☆


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